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ジャマイカ・ブルーマウンテン

ジャマイカと言えば、レゲエ、ラム酒、タバコ、そしてコーヒーです

あの自然豊かな島から、文化的な作物が産み出されるというのも面白い話です

 

ジャマイカ東部に位置するブルーマウンテンピーク標高2256mは、ユーカリの木から油が揮発して太陽光に反射する事で山が青く見える事からその名がつきました

 

ジャマイカは、3つの郡に分割され、更に14の行政教区 に分かれており、ブルーマウンテンが育てられているのは、主にジャマイカ東部サリー郡のセントトーマス教区とセントアンドリュー教区になります

 

首都キングストン

北緯17.93

年間降水量828

国土の80%が山地

亜熱帯海洋性気候

 

熱帯性気候に属しており、平均気温は27~32℃、ブルーマウンテン山脈は平均約13℃と低く、平野部よりも降水量が多くなります

 

ブルーマウンテンコーヒーと名乗れるのは、ここブルーマウンテン山脈の標高800~1200mの限られた地域で栽培されるコーヒー豆のみとジャマイカのコーヒー産業公社(CIB)で定められています

 

1月から3月が乾期で、5月と8月~10月に雨が多くなります

原住民であるアラワク人が呼んでいたザイマカ(木と泉の地)を聞き間違って?ジャマイカとなりました

 

こういう、異人による聞き違い(わざと?)が国名になってしまう例は日本をはじめとし多々ありますが、大抵どれも随分違っています

 

ブルーマウンテン山脈全体を深い霧が定期的に覆うことがあり、これによりコーヒーチェリーに適度な湿気を与えて、引き締まったコーヒー豆ができます

 

これは他のエリアのコーヒーにも同じ事が言え、凡そ世界の上質なコーヒーは標高の高い山のある島で生まれます

 

土壌は海底の有機質を多く含む火山灰で、コーヒー農園のほとんどが急な斜面にあるので、水はけが良くコーヒー豆の木が育つのに良い環境になっています

 

産業公社が作られて復興が始まります。1973年には日本からの支援が加速し「ジャマイカ・ブルーマウンテンコーヒー開発事業」が推進されました

更に、1981年にUCCコーヒーがキングストン郊外でコーヒー農園経営に乗りだし、ブルーマウンテンコーヒーの90%が日本へ輸出されるようになりました

 

 

・ブルーマウンテン樽の真相

 

イギリスから船積みされた小麦粉などの空き樽に、せっかくだからとブルーマウンテンのコーヒー豆を入れたのが発端になっています。

このブルマン樽には、木の内外の湿度を吸収することで、湿度の変化をできるだけ最小限に抑える効果があります

 

 

・ジャマイカコーヒー規格

 

標高800m~1500mのブルーマウンテン地区で生産されたブルーマウンテン

標高500m~1000mのハイマウンテン地区で生産されたハイマウンテン

標高300m~800mで上記以外で生産されたプライムウオッシュ

 

グレードはNO1,NO2,NO3,NO4に分けられています

 

 

土壌は、海底の有機質を多く含む火山灰です

コーヒーチェリーは高品質を維持する為完熟した赤い実だけを一粒ずつ丁寧に手摘されます

 

このような、フランスのワインにみられるような徹底した品質管理と生産地域の特定によるブランド化により、他のコーヒーとの差別化を図る取り組みを積極的に行ったのがジャマイカ・ブルーマウンテンです

 

そして、昨今ようやくこうした差別化による高水準コーヒー豆が他のエリアからも排出されるようになりました

 

ブルーマウンテンNo.1クライスデール