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嗜好品

質の高いものを口にすると、美味しさは後から感じられます

 

口にした瞬間に感じさせるものは「味」です

 

質の低いものは味が強く、人の好みが別れるものです

 

上質になればなるほど、味という概念は減少し、コクが強くなっていきます

 

舌が拾う味覚は、脳が感じる感覚の為、それまで蓄積された記憶や誤解により、それぞれの好みが分かれます

 

それを人は嗜好品だからと言いますが、本当の嗜好品は、もっと上の水準のものを指します

 

それは至高品とも言えます

 

至高品の良さを感じるのは喉です

 

人の味覚の7割は舌で感じ、残りの3割は喉で感じると言われています

 

喉で感じる美味しさは体が感じるものです

 

つまり、体が必要としているもの(栄養素)は喉が感じているのです

 

世の中に溢れているコーヒーの言う、いわゆる「コク」はコクではなく「濃く」なっていだけの「味」です

 

その為、1杯のコーヒーを作るのに最低でも10gの豆を必要とします

濃くする為に10g以上ものコーヒー豆が必要であるという話です

意味が分からない方は、試しに5gで1杯(120ml)のコーヒーを作ってみて下さい

 

まず間違いなく薄いです

 

それは、例えば出汁の入っていない味噌汁のような印象を受けると思います

 

出汁がコクを生み出しているから、出汁の入った味噌汁は美味しさを感じるのです

 

そしてそれはコーヒーも、お茶も、或いはあらゆる飲食物に言える事です