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紅茶の歴史

歴史というのは、明確な証拠がないと様々な説が発生しますので、この記述もいわゆる一つの説としてご覧下さい

 

西暦1000年頃(宋の時代)に緑茶の製法が生み出され、1500年頃(明の時代)には発酵茶(烏龍茶)の技術が発達します

そして1600年頃になると、ついに福建省を中心に紅茶(正山小種)が作られ始めました

このお茶は発酵と共に、低温で長時間の火入れ熟成が成され、フルーツのような甘い香りに精製されました

 

そして時は更に進み、1850年頃になると安徽省祁門県にてキームンが生み出され、大ヒット商品となりました

 

キームンの製法を改良して作られたのが、ダージリンティ、セイロンティとなりました

つまり、紅茶の元祖は正山小種という事になります

子供の頃、西洋人が船でお茶を自国へ運んでたら発酵したのが紅茶の始まりと聞きましたが、どうなのでしょう?

 

イギリスで初めてお茶が売られたのは1657年ですが、当時は万病に効く東洋の秘薬として扱われていました

 

1662年にチャールズ2世に嫁いだポルトガルの王女キャサリンは、中国のお茶と砂糖を持参した事から宮廷に喫茶の習慣がもたらされることになったそうです

 

17世紀中盤には、文化人達の社交場となっていたコーヒーハウスから紅茶が一般市民に広がっていきました

そして17世紀後半から、イギリスは東インド会社を使って、お茶の輸入を独占し大英帝国繁栄へと突き進んでいきます

 

さて、日本に初めて紅茶が上陸したのはそれからしばらく経った明治20年(1887年)でした

そして、他国と同じように上流社会から次第にコーヒーと共に広がりを見せていくことになります